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楽園追放見てきたった

ネタバレなし紹介

・虚淵玄さん脚本ってのに惹かれて見に行った
・ガルガンティア好きな人は多分好き
・フル3Dだけど、映像綺麗だし気にせず見れます。2Dアニメとして見に行ってOK
・近年の作品にない、ハイスペックダンディズム「ディンゴさん」かっこいい
・もちろんアンジェラちゃんえろツンデレかわいい。くぎゅ。
・バルト9だと等身大のエロいフィギュアも見れるよ。
・声優も超豪華だよ。無駄遣いだと思った。一部。


ここからネタバレあり。見てから読んだ方がいい。

楽園追放されます。(ネタバレ)

設定にちょっとややこしいところがあるかもしれませんが、基本的には小難しいことを考えずに見れるエンターテイメント作品です。
前情報なしで見に行ったので、序盤2回くらいの裏切りに見事に引っかかった。

○その1
いきなりハッキングに対抗するサイバーな戦闘開始。(ここはRezっていうシューティングゲームを彷彿とさせるイメージでした。音楽も気持ち良いです。)
ワイ「おっ!サイバー警察的な活躍をする映画なんやな」
電脳世界の偉そうな人「リアルワールドにいってもらいます。」
ワイ「!!」
以後、アンジェラちゃんのハッキング対抗描写なし。

○その2
リアルワールドにロリボディでやってくるアンジェラちゃん。
地上の猛獣をロボで一掃する。
ワイ「ロボでディンゴ兄さんと組んでバリバリ活躍するんやな!!」
ディンゴ「通信はあかんで!」
銃でロボ破壊。
ワイ「!!」
てなかんじで、別にロボは終盤まで活躍しないです。

全体的な世界観としてはガルガンティアに非常に近いです。
おそらくその経験から、設定は細部まで練りこまれていそうな感じ。
ディーバ世界は発達しているけれど、地上はアナログすぎてその技術があまり役に立たないんですね。
かといって、現状の技術を向上させるつもりも更々無いから、地上の成長する野良AIに負ける始末。
割と危ういんじゃないかなディーバ世界。
でもガルガンティア世界とは違って人間性を否定されてはいないようで、アンジェラは非常に感情豊か。負けず嫌いで向上心もある。故に追放されてしまうわけなんですけど・・・。

グラフィックについて
5分ぐらい3Dだなーという感覚があるけど途中からそれを全く気にならない、というか忘れる。
美少女キャラの造形も動きも超進化してますね。
ぎこちない動きをする2Dより全然いいと思います。まあ、ちゃんとした2Dにはまだ負けてると思いますが。ちゃんと綺麗だなーと感じるところも多々あるし、ロボ戦闘なんかむしろ3Dのが見慣れちゃってるし。すごく良かったです。

ディンゴについて
こいつはねー。人気出そうだね。
近年の主人公としては非常に異質なんじゃないでしょうか。
完成されてて、完全無欠。欠点なしで男らしい。タイバニの虎徹みたいな見た目なんだけど、本当に男らしくてかっこいい。頼れるキャラクターなんですよ!
現実世界でリアルにモテるやつですわ。
ただ一つ気になったのは、アンジェラを全然異性として見てないことですね。
これはおかしい!
まあ、理由があるんでしょうね。アンジェラをロリ体型にしたのとか。
どっちかというと父と娘といった感じ。アンジェラの方は好きになる可能性ありそうですが。
自分の予想だと、妻に先立たれた過去を持ってる、とかだと思います。
あと普通にパートナーが居るとか。
これも新鮮な感じで良かったです。

終盤の展開について
神谷ロボに勧誘されて音が消えるとこ。
そこ!最高でした。ロボ戦がそもそも熱くてかっこいいのにさ。
ああいう演出ですよ。最高です。

実際、あの世界から追放されたら結構な絶望感ですよね。不死のはずが朽ちる肉体に縛られるわけですからね。ディンゴいなかったら自殺ものです。

結論
良かった。すごく良かった。
普通の映画作品として楽しめた。

中盤で真相が解明されて、あれ?これで終わっちゃうん??っておもったけどちゃんと最後に山場、盛り上がりを持ってきててくれました。

劇場で見ると音も相まって大迫力なので、損しません。見るべき!
二人の関係性も良かったですわ。続編も期待してます。

終わり。
by hichuzi | 2014-11-20 20:22 | ひとりごと

夏草や 兵どもが 夢の跡


by hichuzi